清水×千葉@ナビスコ予選2009年06月03日 23時59分20秒

なんと、今季初のスタジアム観戦!
子供が生まれると、なかなか行けなくなるんですよねぇ・・・。
仕事が終わってすぐにかけつけ、キックオフに間に合いました。
観客は、水曜ナイトゲームにしては多目の10,214人。
なかなか良い雰囲気で試合開始。

清水の方は442で、GKに山本海人
DFは左から、児玉新-岩下敬輔-青山直晃-高木純平
MFは左から、藤本淳吾-枝村匠馬-山本真希-兵働昭弘
FWは、ヨンセンと原一樹の2トップ。

千葉の方も442で、GKに岡本昌弘
DFは左から、坂本將貴-福元洋平-池田昇平-和田拓三、
MFは左から、深井正樹-下村東美-工藤浩平-益山司
FWは、巻誠一郎と米倉恒貴の2トップ。

両チームとも、MFは横に4人が並ぶ形で、ほぼフラットな3ラインが形成されている。
見ていてポジションが非常にわかりやすくて助かる(笑)

前半1分、清水は山本真希が自陣左サイドでファールを受ける。
遠くてよくわからなかったが、相手のタックルがヒザに入ったようだ。
山本はそのまま退場。自力で歩いて帰ってくることができず、
スタッフにおんぶされてベンチまでたどり着いた。
重症の予感が漂ったが、案の定、
試合翌日には左膝内側側副靱帯損傷で全治6週間との結果が出た。

いきなりのアクシデントで、山本に代わって本田拓也を投入。
同じポジションに入り、その後は無難にこなす。
突然の出番だったが、あわてることなく冷静にプレーしてました。

前半は、千葉が積極的に前に出てくる。
負ければグループステージでの敗退が決定する千葉。
カップ戦の敗退の危機をどれだけ「危機」と認識していたかは知りませんが(^^;
前線から積極的にプレスをかけてくる。
清水が中盤、枝村や本田がボールをもつと、
かなり高い位置、ハーフェィラインの前あたりから、すぐに千葉の選手がプレスをかけてくる。
これに手を焼いたのか、清水はうまく攻撃の形が作れないでいた。

対して清水の守備だが、こちらはあまり前からはいかない。
千葉の工藤、下村、中に入ってきた深井らが中盤で持っていても、
ある程度の位置までは、厳しいチェックにはいっていなかった。

千葉がボールを取りにいく位置は、ハーフェィライン付近の様だが、
清水がボールを取りにいく位置は、ハーフェィラインから10m以上は下がったエリアの様だ。

開始早々から積極的な千葉に対して、じっくり見ながら入った清水。
結果、中盤でゆったり持つことができた千葉がペースを握った。

しかし、先制したのは清水だった。
19分、藤本のスルーパスに左サイドを抜け出した原が、左足でゴール右へ流し込む。
復調気配の藤本と、今季ゴールの少なかった原の活躍で、清水が先制に成功した。

先制はしたものの、千葉ペースは相変わらず。
千葉はDF時の積極的なプレスをゆるめることなく続け、清水はなかなか攻撃の形をつくれない。
が、先制した事で焦る必要もなくなった清水も、守備の集中力は失わず、
千葉に対して決定機を与える事はなかった。

前半終了間際に千葉ゴール前で藤本がフリーでヘディングシュートを放った超~決定機が1つあったが、
それ以外は魅せ場の少ない前半であった。

後半に入って13分、千葉は益山に代えてミシェウを投入し、システムを4231へと移行。
ミシェウをトップ下に配し、米倉を右に回し、左の深井と3人で2列目を形成。
1トップの巻をポストに、2列目の3人で同点を狙いにいった。

しかし、今日の巻はあまりデキがよくなかった。
清水の若いCBコンビ、青山と岩下が巻をしっかりとケアしていたため、仕事ができず。
要所を押さえられた千葉は、2列目の3人の攻撃力を生かす事ができないでいた。

28分、千葉は巻をあきらめて新居辰基を投入。
基本的には同ポジションに入ったようだが、
残り15分で同点・逆転を狙った千葉の前線は、かなり流動的だった。

集中して守る清水は、千葉に決定機を与える場面は少なかったものの、
攻撃面では2点目を取る事ができずに時間だけが過ぎていった。
千葉ゴール前で大混戦を作り、決定的な場面を迎えたのが2度あり、
そのうちひとつはヨンセンのシュートがバーをたたくシーンもあったが、追加点は奪えず。

リードしてはいるものの、千葉・米倉のシュートがポストをたたく危ない場面もあり、
スタジアム内は「2点目を奪って早く安心したい」という空気であふれていた。
そんな観客の焦燥感がピークに達したロスタイム表示前の44分、
清水は右サイド遠目のセットプレーを高木がゴール前に放り込む。
中央で競り勝ったヨンセンが落としたボールをキャプテン・兵働が左足ハーフボレーを豪快に決め、
待望の2点目が生まれ、スタジアムには一挙に安心感が漂った。

ん~が、ロスタイムに突入し、千葉は深井のシュートの跳ね返りをこちらもキャプテン・下村が
エリア外からミドルを突き刺し、すぐに1点を返す。
ま、まさか???という展開になりかけたが、
ドラマが起こるには残り時間が少なすぎ、ほどなくして終了のホイッスルがふかれた。

久しぶりの試合観戦でしたが、そんなになつかしさもなく(爆)
たんたんと観戦してしまった感じ。
もう少し感動するような試合内容だと良かったんですけどねぇ・・・。
ゴール前でのどきどきするようなシーンに乏しいゲームでした。

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