千葉×岐阜@J2第17節【J特】2012年06月02日 23時59分25秒

13時開始のゲームで首位の京都が引き分けたため、2位千葉との暫定での勝ち点差は2。
この試合で勝って勝ち点3を加えれば、京都を抜いて首位となる千葉。
ホームで最下位の岐阜を相手に、6連勝と絶好調の千葉が勝つのはそれほど難しくはないと思ったが、
・・・甘かった。

千葉の方は442で、
GK岡本昌弘、DF左から、武田英二郎-山口智-竹内彬-大岩一貴
ボランチに佐藤健太郎と伊藤大介、左翼:兵働昭弘、右翼:田中佑昌
2トップに藤田祥史と深井正樹。
SUB:GK櫛野亮、DF青木良太、MF佐藤勇人、米倉恒貴、山口慶、FWオーロイ、レジナルド

トゥーロン国際から帰国した大岩が先発に復帰。ミリガンがベンチ外となった以外は、
前節と同じ先発。

対する岐阜の方も442で、
GK野田恭平、DF左から、野垣内俊-関田寛士-田中秀人-野田明弘
フラットなMFは左から、井上平-李漢宰-服部年宏-染矢一樹
2トップに樋口寛規と佐藤洸一。
SUB:GK多田大介、DF村上一樹、MF三田光、橋本卓、FW中島康平

GKが多田ではなく15試合ぶりに野田になった以外は不動の先発メンバー。
ベンチは5人態勢。

中盤がフラットな442の布陣で、綺麗な3ラインを形成する岐阜。
引いて固めるといった事はせず、DFラインを高めに保つ。
前線から積極的に追い掛け回すといった事まではしなかったが、
統率のとれた陣形から、相手が入ってきた場合には皆で囲んでつぶしていた。
陣形をコンパクトに保った、ゾーンプレスの様だ。
その中心となったのは、中央に君臨する服部と李。
A代表経験のある2人の大黒柱が中央で存在感を発揮し、危険なスペースをつぶしまくった。

千葉の方は、両SBが高い位置を保ち、サイドから圧力をかける。
実質、山口と竹内の2バック+佐藤のカバーという3バックの様だ。
サイドに人数をかけて突破口を開き、オープンスペースを狙おうという意図か。

しかし、ここで岐阜の両翼が守備で大きな仕事をする。
左翼の井上、右翼の染矢、この2人が守備でがんばった。
この2人、球際で強い。
ルーズボールの五分五分な場面で、激しいチェックでマイボールにしたり、
サイドに出てきたボールを豊富な運動量で追い回したりと、
とにかく、千葉に対して激しいプレッシャーをかけ続けた。

献身的な両翼の2人に、危険な場所をすぐにケアするボランチの2人。
スキがなく、機能しまくった岐阜のMF陣の前に、
千葉はお手上げ状態であった。

千葉の方は、何か疲れているのか、とても1週間あいたあとのゲームとは思えず。
チェックが甘かったり、球際での執念で負けていたりと、
気合の入ったプレーが全く見られず。
岐阜の選手がやっていた必死さが、千葉からは全く伝わってきませんでした。

前半36分、岐阜は右45度の角度から打った李の強烈なミドルシュートを、
GKの岡本がはじいた所に、つめていた3人の岐阜の選手のうちの一人、
佐藤が押し込んで先制。
オフサイドかと思われましたが、スカパーで確認する限り、ゴールですね。
李が打った瞬間は、3人ともオフサイドポジションではありませんでした。

0-1で折り返した試合は、後半になっても大勢は変わらず。
ボールはもつものの、岐阜の守備の網にかかりまくる拙攻が続く千葉。
後半頭から、佐藤→佐藤勇人とし、66分には、大岩→米倉恒貴
続く76分には、藤田→オーロイと、カードを切って状況の打開を図りましたが、
最後までゴールは遠かったです。

千葉は、DFラインでボールを回している時に、長いボールを使って
岐阜のDFラインの裏にあるスペースを狙おうという意図はありました。
が、出してと受けての呼吸がどうにもあわない印象。

DFラインで竹内や山口がボールを持っている時、
最前線では藤田と深井が、裏のスペースに出せ!とばかりに
しきりに動いていましたが、なかなかボールは出てきませんでした。
中盤は押さえられているので、一発出しても良いとも思うのですが、
FWが裏に欲しがっても後ろからボールが出てこない印象でした。

ちょうど岐阜のDFラインがよく見える位置で観戦していたので、
藤田と深井が、岐阜の関田と田中を相手に駆け引きを繰り返すところは、
見ていてとっても面白かったです。
欲を言えば、駆け引きに勝って、うまく抜け出す所が見たかったですが、
残念ながら、その勝負以前にボールが出て来ませんでしたが。

ロスタイム、米倉の当たりそこないのシュートが、
コロコロと転がって岐阜DFのクリアミスもあり、ゴールに入りましたが、
これは残念ながら米倉のオフサイド。
魅せ場の少ない試合は、0-1で岐阜の勝利に終わりました。

試合後のコメントで、岐阜の方は「千葉の前線からの守備はお手本」という意図の
事を皆が言っていたが、運動量の多さや、球際の強さが光ったのは岐阜の方でした。
ま、たまにはこんな日もあるか、とも思いたいですが、
たまにしか行けない試合でこーゆー試合に当たるのはショックですわ(苦笑)
ま、次の試合、がんばりましょう。

清水から岐阜へ期限付き移籍中の樋口くん。
10番を背負って、レギュラーとして活躍しているようです。
岐阜の行徳監督も「最後まで2トップから守備ができていた」
と言ってほめておりました。
・・・が、スタンドから見た限りではそのようには見えませんでしたw
佐藤の方は豊富な運動量がみられましたが、
樋口の方はセーブしているというか、消極的というか。
あんまり積極的に取りに行ったという印象はありませんでした。

普段清水で大前や高木の鬼のようなプレスを見ているせいでしょうか。
今の状態で清水に帰ってきても、彼らに勝つのは難しいでしょうなぁ。
もう少しがんばれ。

最後に。
生で見るオーロイは、やはりデカかった(笑)

浦和×清水@J1第12節【J特】2012年05月19日 23時59分39秒

久々のリーグ戦観戦。それ以前に、久々のアウェーゲーム観戦。
埼玉スタジアムはいつ以来だろう。天皇杯準決勝の磐田×清水以来かな?

スタメン、清水の方は433で、
GK林彰洋、DF左から、李記帝-カルフィンヨンアピン-平岡康裕-吉田豊
アンカーに村松大輔、トップ下にアレックスと河井陽介、
3トップは左翼:高木俊幸、センター:高原直泰、右翼:大前元紀。
SUB:GK山本海人、DF犬飼智也、姜成浩、MF杉山浩太、小林大悟、FWジミーフランサ、伊藤翔

小野は怪我で、岩下が出場停止。CFは高原が6試合ぶりの先発。

対する浦和の方はも433で、
GK加藤順大、DF左から、槙野智章-永田充-坪井慶介-平川忠亮
3ボランチに左から、梅崎司-阿部勇樹-鈴木啓太
3トップは左翼:柏木陽介、センター:ポポ、右翼:マルシオリシャルデス
SUB:GK山岸範宏、DF山田暢久、濱田水輝、MF宇賀神友弥、小島秀仁、FWデスポトビッチ、原口元気

立ち上がりからボール保持は清水。
自陣深くに引き、DFラインを深くしてスペースを消してきた浦和に対し、
清水はボールを持たされ、無駄なパス回しを強いられる。

浦和の布陣は「クリスマスツリー型」にも見えるが、
実際には、サイドバックの前にボランチが張り出している感じ。
加えて、トップ両翼の柏木とマルシオもサイドにいて下がってきており、
両サイドにを3人ずつで徹底的につぶしてきた。

普通なら「高木+李」vs「相手の右SB」となるところが、
「高木+李」vs「平川+鈴木+マルシオ」になり、
普通なら「大前+吉田」vs「相手の左SB」になるところが、
「大前+吉田」vs「槙野+梅崎+柏木」になった。
このところ好調の清水の両翼も、走りこめるスペースがなければ、
単なる背の低い選手で終わってしまう。
この守備網を突破する事は、結局最後までできなかった。

守備固めで意思統一し、チャンスを待つ浦和。
昔の漫画で、原秀則の「フリーキック」ってのがありますが、
実力のある欧星が引いて守って、洋南の発柴が上がってくるのを待っていた、
と例えればわかりやすいか(そんなの知らねーよw)

清水に発柴はいませんがw プレッシャーがないので、DFラインがどんどん
浅くなっていく。ヨンアピンも平岡も、センターライン付近まで釣り出された。

攻撃陣が前線でボールを奪われても、真骨頂の前線からのプレスが奏功し、
高い位置ですぐにボールは奪い返すことができた。
が、奪っても浦和陣内にはスペースがないため、すぐに攻撃は手詰まり。
結果、DFラインまで戻して、ハーフライン付近でのボール回しに終始。
そして背後には広大なスペースが・・・

浦和は攻撃時には、3トップの外側に平川と梅崎が上がってきて、
清水最終ライン上に5人のFWが並び、スルーパスを待ち構えている。
広大な裏のスペースに出されて、ひやひやする場面もしばしば。
で、失点もそんな形の後に生まれたものだった。
41分、裏に抜け出されたマルシオに決定的な場面を作られるが、林がセーブ。
しかし直後のCKから、コール前でのこぼれだまを阿部に決められて浦和先制。

前半の清水のシュート数は2本らしいですが、
正直、「どこで2本も打ったっけ??」というくらいの印象で、
まったくゴール前に迫る事ができない45分間でした。

選手交代なしで後半へ。
54分、アレックスがラフプレーで2枚目の警告により退場処分。
前半から審判に対する異議の多かったアレックス。
この直前にはカウンターで抜け出ながら、ダイビング気味で倒れるシーンもあり、
山本主審も、次出せば2枚目という事で自重し、見逃してくれていましたが、
54分のファールで「いい加減にしろ」とばかりに2枚目を出す。
判定には言い訳のしようもなく、逆にこれだけハッキリした兆候がありながら、
なぜハーフライムで交代させなかったのかが疑問なくらいです。

これで中盤の要を失った清水。
両翼は押さえられ、かといってアレックス抜きでは中央突破もできません。
さらに、1人少なくなった事が原因で、全体的にプレスがかからなくなり、
前半の様に高い位置でボールを奪う事もできなくなった。
あれだけ持てていたポゼッションも悪くなる一方で、
浦和の攻勢を許して、あわや2点目というシーンも多数。

63分に高原に変えてフランサを投入。
64分には李に変えて小林大悟を投入、河井を左SBへまわし、
4-2-3か、両翼の大前と高木が下がり気味の4-4-1という感じ。

今日の高原は押さえられていましたが、変わったフランサも大して変わらず。
まぁ10人になった事で大前・高木が少し引いたために孤立し、
サポートがない状態になってしまった事もあり、仕方がないですかね。

86分には、吉田に変えて伊藤を投入。
右SBに入れるも、守備を放棄してほぼ右ウィング的な位置をとり、
大前とともに右サイドに人数をかけて突破口を開く。

そのかいあってか、最後に右サイドの狙える位置からのFKを2本獲得しましたが、
同点ゴールは奪えずに、試合終了。開幕の名古屋戦以来の完封負けとなりました。


スペースの無い相手の守備に対しての対策が皆無だった今日の清水。
C大阪戦では、両ウィングの高木と大前を変えましたが、
今日はその相棒の李と吉田を変えました。
しかし、それが機能したとは言い難いですね。
C大阪戦では最後に相手がバタバタしてくれて同点ゴールに結び付けられましたが、
今日の浦和の守備は冷静で、最後まで崩れることもなく逃げ切られました。

清水に勝つにはオープンスペースを消し、人数をかけて両翼を押さえれば良い、
という事が再確認できた今日の試合でした。
次戦のマリノスはそーゆータイプではなさそうですが、
その後に控えるナビスコの予選突破、ひいては中断明けのリーグ戦にむけて、
3トップでの攻撃の仕方を工夫する必要がありそうです。

バルサであれば、引いて守られてもメッシが個人技で何とかするかもしれません。
しかし清水にメッシはいないので、みんなで協力して工夫しなければなりません。

生後111111111111111111111111111秒2012年04月27日 00時57分52秒


2008年1月27日21時ちょうどに産まれた息子。
今月29日の07時42分07秒で、134304127秒経過。
これを2進数に直すと、1が27個並びます。
それがコレ↓




さて、うまく表示されるかな?(笑)

あ、ちなみに時計はPCの時刻からとってるので、
PCの時計を変更して該当時刻に設定すれば、
ワザワザその時刻まで待たなくても見れるはずです(笑)

清水×横浜@ナビスコ第3節【J特】2012年04月18日 23時59分58秒

水曜ナイトゲームは行きやすいので、個人的には歓迎だ。
子供と遊べるはずの休日がつぶれてしまう土曜日昼間のゲームと、
残業して帰宅するのと同様の水曜ナイトゲームとでは、
家族に対する心証が違うのですよ(笑)
息子がもう少し大きくなって、一緒に見に行けるようになれば別ですが。

会社の残業規制で休みを取れと言われたので、早退してアウスタへ。
ひっっっさしぶりに選手紹介に間に合った(笑)

今年のスローガンは「一」。
選手紹介動画で、「一」がドーンと出てくるやつは、確かに迫力はあるが、
昨年の、SPRITS UPのロゴの後ろにある丸いやつがクルクル回るやつの方が
かっこよかったなぁ。まぁ、どうでもよい事ですがw

清水の方は433で、
GK山本海人、DF左から、李記帝-カルフィンヨンアピン-平岡康裕-河井陽介
アンカーに姜成浩、トップ下にアレックスと石毛秀樹、
3トップは左翼:白崎凌兵、センター:伊藤翔、右翼:大前元紀
SUB:林彰洋、DF岩下敬輔、犬飼智也、MF村松大輔、FW高木俊幸、高原直泰、鍋田亜人夢

土曜の磐田戦から先発7人を入れ替え、ベストメンバー規定にもギリギリの清水。
当分、ナビスコはこの形で臨むことになるのでしょうか。

横浜の方は442で、
GK飯倉大樹、4バックは左から、比嘉祐介-栗原勇蔵-青山直晃-金井貢史、
ボランチに中町公祐と熊谷アンドリュー、左翼:兵藤慎剛、右翼:狩野健太
2トップは小野裕二と松本翔。
SUB:GK六反勇治、DFドゥトラ、小林祐三、MF森谷賢太郎、富澤清太郎、喜田拓也、FW松本怜

14日の大宮戦からは先発を6人入れ替えた布陣。
リーグ戦で出番のない比嘉や狩野は、ナビスコはこれで3戦連続先発。
その他にも、青山、熊谷、松本ら、これまで出番のない選手を先発起用してきた。
反面、中村、中澤、大黒ら、元代表のベテランは遠征メンバーから外した模様。
なお、青山の選手紹介時には、清水サポは拍手で迎えた。


今季公式戦7戦未勝利という調子のでない横浜。
しかし、今日は立ち上がりから横浜の若手が躍動。
まだ、不動のレギュラーとは言い切れない感のある小野と、
出番の少ない松本翔の若手2トップが走る走る。

この勢いに押されたか、清水はDFラインでボールを回すものの、
サイドチェンジの際に、DFラインだけではプレスが厳しく、
GKの山本を経由して反対サイドに送る事が多かった。
送るといより、GKに逃げる、という方がニュアンスとして正しいかもしれない。
それくらい、小野と松本のチェックが速く、厳しかった。

両軍ともに、陣形をコンパクトに保ち、DFラインが浅い。
中央の狭い範囲内に20人がひしめき合っている。
そんな中で、前半はなかなか良い形が創れず、
まったりしたムードで試合が進んでいった。
これに業を煮やしたか、ヨンアピンが前線まで攻め上がるシーンもあったが、
決定的な場面までは創れず、結局0-0で前半を修了。

ハーフタイム、ゴトビ監督のコメントが熱い。
 「全く満足できない。流れに乗るまで30分もかかっているぞ!」
 「チケットを買って観に来てくれている観客がいるんだぞ!
  お前たちは、彼らを興奮させる義務がある。」
確かにその通りだ。
もう少しゴール前でのシーンを増やして欲しい。

後半、平岡に変えて岩下投入。
平岡は特に悪かったと思いませんが、何の交代だろうか・・・。

後半に入っても、流れは変わらずまったりペース。
57分、その流を変えるべく、白崎に変えて高原を投入。
高原をセンターにし、石毛を左翼に回し、伊藤がトップ下に入った模様。
加えて、横浜の前線からのプレスが多少弱まってきた感じもあり、
徐々に清水が良い形を作れるようになってきた。

すると横浜の方は70分、熊谷に変えて富澤を投入。
昨年までヴェルディのキャプテンだった富澤。
バリバリのCBだと思っていたが、横浜ではボランチで使われているようだ。
栗原-中澤のCBの前に陣取り、中央で強固な守備の三角形を作った。
横浜では、以前にも松田直樹をボランチとしてこのような使い方をしていたが、
富澤もそれ路線で行くのかな?

今日の清水は、いつものサイド突破というよりは、
アレックスや石毛を使って中央を突破しようという動きもあったためか、
横浜・樋口監督は中央を固めにきたようだ。

しかし76分、清水に先制点が入る。
横浜DFが跳ね返したボールを、左サイドで伊藤が拾い、上がってきた李に渡す。
李が左サイドから低いクロスを上げると、中央にいたアレックスが、
ゴールを背にした状態で左足インサイドでちょこんと浮かす。
これがGKの頭を超えて右サイドネットに吸い込まれた。
アレックスのミラクルシュートが決まり、ついに試合が動いた。

1点をリードした清水は、その後も攻勢を続け、横浜に反撃の機会を与えなかった。
横浜は、84分に狩野に変えて、高校3年生の喜田を投入。
73分に投入した松本怜とともに、フレッシュな若手が前線でがんばったが、
流れを変えて決定機を創出するまでには至らず。

逆に85分、清水は大前を下げて村松を投入し、守備固めをはかった。
最後まで守備は安定しており、あぶなげなく逃げ切った清水が、
ナビスコ予選、2戦連続の完封勝利を飾った。

ナビスコはこれで2試合を消化。ホーム2試合を共に1-0の勝利。
しかもナビスコ用の布陣で控えの選手を最大限使った上での結果ですからね。
いう事はないでしょう。
・・・まぁ、相手もも同じようなコンセプトのメンバーですが(^^;
これからナビスコ予選はアウェーゲームが続きますが、
若手をうまく使っていって欲しいと思います。
また、リーグ戦の方はメンバーが固定されてきておりますので、
そこに割って入れるような活躍をしてくれる事を祈ります。

清水×新潟@ナビスコ第2節【J特】2012年04月04日 23時59分38秒

行きのバスの中、後ろに座った年配の方々の会話。
「今日はあの若いのが出てくるんだろ?清水西高のやつ」
石毛の事かな?石毛って清水西高なのか。
「あの、林だっけ?奴はなかなか出てこないよなぁ~」
「GKの林?今日はベンチみたいよ。」
「いやいや、選手権の得点王のさぁ、滝川第二からきた奴」
主に千葉で活躍した林丈統と、今季新加入のGK林彰洋がごっちゃになってるようだが、
昨季入団の2年目FW・樋口寛規の事かな?
残念ながら今季は岐阜へレンタル武者修行中ですわ。

「ユースの奴」ではなく「清水西高の奴」て言ったり、
同じ滝川第二卒のFWでも、岡崎ではなく、13年前の選手権得点王・林丈統が出てきたりと、
何と言うか、へんな所に詳しい清水のオールドファン(笑)
この雰囲気が大好きですw

昨日の爆弾低気圧の余波で強風吹き荒れる日本平。
気温9.6度。寒い寒い・・・

先発、清水の方は433で、
GK山本海人、DFは左から、河井陽介-カルフィンヨンアピン-平岡康裕-犬飼智也、
アンカーに姜成浩、トップ下に枝村匠馬と小林大悟、
3トップは左翼:白崎凌兵、センター:伊藤翔、右翼:石毛秀樹。
SUB:GK林彰洋、DF吉田豊、李記帝、MF村松大輔、FWジミーフランサ、高木俊幸、鍋田亜人夢

直前のリーグ戦から先発を9人を入れ替えた、舐めた若いメンバー。
今季初先発が8名(山本、犬飼、平岡、姜、小林、白崎、石毛、伊藤)
うち、犬飼と石毛はプロデビュー戦。山本、姜、伊藤は今季初出場。

対する新潟は442で、
GK東口順昭、DFは左から、菊地直哉-石川直樹-大井健太郎-村上佑介、
MFは左から、アランミネイロ-小林慶行-三門雄大-金永根、
2トップは、平井将生と矢野貴章。
SUB:GK小澤英明、DF増田繁人、酒井宣福、MF本間勲、田中亜土夢、FWブルーノロペス、鈴木武蔵

こちらはターンオーバー無し。入れ替えは今季初出場の東口と、初先発の小林、金くらいか。

コイントスに勝った新潟が、エンドを変えて、風上を取る。
前半は、左から右に攻める風上の新潟と、右から左に攻める風下の清水。

立ち上がりは穏やかに試合がすすむ。
清水の方はボールを保持するものの、攻めあぐねている感じ。
新潟のフラットな442の布陣がきれいに3ラインを形成。スペースがない。

逆に新潟は、風上をとったものの、それを活かせず。
クロスが流れてそのままゴールを割るシーン多発。
前半のスタッツで、清水のゴールキックはいくつあったかな?

プロデビュー戦となった、犬飼と石毛は共に右サイドに起用される。
犬飼の方はプレシーズンマッチで出場経験があるが、
さすがに公式戦は違うのか、なんとなく緊張感が伝わってくる。
2人とも、ミスを恐れて安全第一でプレーしている印象。
ま、サイドバックの犬飼は安全第一でも良いんですけどね。

そうこうしているうちに前半15分、試合が動く。
左サイドを河井が突破、白崎とつないで中央に送るも、ゴール前で大混戦が発生。
枝村が拾って横に流したところに石毛がシュート!・・・も見事にボテボテ(笑)
しかしそこにつめた小林大悟が押し込んで、清水先制。

30分の清水、後ろで回していた新潟に、石毛がつっかかる。
ボールを追い回して、あわや奪えるかというシーンも作り、スタンドから拍手。
このあたりから慣れてきたのか、石毛は安全第一なプレーではなく、
思い切って勝負にでるようなプレーを選択する場面が出てきた。
若いんだから、ガンガン行かなきゃね。

一方の左サイドは、こちらもルーキーコンビの白崎と河井。
白崎も積極的ではあったが、対峙する村上の方が1枚上。仕事をさせてもらえませんでした。
しかし河井が持ってドリブルでしかける場面では、
キッチリとクロスを入れる仕事をこなしていた。
初先発の高卒ルーキーと、ここまで全試合先発の大卒即戦力との差を見た気がしました。
今日は本来のトップ下ではなく左SBで起用された河井。機用な選手だ。

前半終わって1-0。
ハーフタイムに、なぜかピッチに水をまいておりました。
こんなの初めて見たわ・・・。いつもやってるのかなぁ?

後半から、新潟は矢野に変えて鈴木武蔵投入。こちらもプロデビュー戦。
前半の矢野は何が悪かったのだろうか。
矢野が悪いというより、矢野に良いボールが入らなかったように見えましたが。

続いて、村上に変えて田中亜土夢を投入。
三門を右SBに下げ、空いた中央に金を移動し、右MFに田中。

後半10分、それならこっちもアトムだ!とばかりに、
伊藤翔に変えて鍋田亜人夢投入。そのままトップの位置に入る。
清水はこれでユース出身5人(山本、犬飼、枝村、石毛、鍋田)が同時出場。

鈴木武蔵や田中亜土夢を入れて前線の活性化を図った新潟・黒崎監督でしたが、
新潟は思うようにペースが上がらず。
時間の経過とともに、DFラインでボールを持ってる新潟に対し、
黒崎監督は「前へ!前へ!」と大きなジェスチャーで攻撃にシフトするよう
指示を出しておりましたが、どうにも重い腰が上がらない様子。
今日の新潟はあまりにもデキが悪すぎる感じだ。

清水の方は、前半飛ばした石毛を、後半は枝村がうまくコントロール。
GKの方までプレスをかけようとする石毛に、「いくな!」と声をかけてました。
メインスタンドのアウェー側(Aゾーン)で観戦してたもので、
後半は石毛がよく見えました。
若い選手が多い本日のメンバーの中にあって、
中央の枝村と小林がリーダーシップをとって仕切ってくれてました。
結果、石毛は90分フル出場。これは自信になったことでしょう。

清水は31分、白崎に変えてジミーフランサを投入。鍋田が左翼に移り、フランサがトップへ。
これで清水の11人中、外国籍の3人を除く日本人8名は全員が静岡産。
ユース5人、清商2人、藤枝東1人。感慨深いものがあります。
続いて35分、犬飼に変えて、こちらも静岡出身の吉田を投入。守備の引き締めか。

評判のよろしくないジミーフランサでしたが、今日もデキがイマイチ。
ハイボールで競り負けるし、途中出場にも関わらず、あまり走ってくれない。
前線で追い回してくれた鍋田とは大違いだ。
まだまだコンディション上がってこないだけだと・・・思いたい。

最終盤は、敵陣左サイドで、鍋田&河井&小林による華麗なパス回し。
コーナー付近で粘るのではなく、狭いスペースでのパス回しで時間を費やす。
これがホントに奪われない。客席から「すげ~!」との感嘆の声があがった。
いや、マジで凄かったです、このシーン。

終了間際にブルーノロペスのシュートがポストを叩く危ない場面がありましたが、
その他は相手に決定機をやることもなく、
2分のロスタイムも含め、あぶなげなく終了。
清水がナビスコカップの初戦を白星で飾りました。


今日は石毛のデビュー戦ということで注目が集まりました。
ヒーローインタビューも、決勝点の小林ではなく石毛。
本日のデビューで、市川大祐の持つクラブ最年少出場記録を更新したとか。
90分フル出場で、形の上では一応アシスト(笑)
試合も勝ったし、良いデビュー戦だったのではないでしょうか。

私の席の近くで、清水ユースの選手達が座って観戦しておりました。
まぁ、先輩を先輩とも思わないようなヤジもありましたが(笑)
同僚の石毛の活躍に刺激を受けてもらって、どんどん次に続いてくれよ!

海賊戦隊ゴーカイジャー終了2012年02月20日 23時48分18秒

日曜朝に放映されている子供向けの番組
「海賊戦隊ゴーカイジャー」が昨日で最終回を迎えた。
いわゆる戦隊物で、近所や幼稚園の友達に影響された長男が毎週見てました。
昔は私も「デンジマン」とか「サンバルカン」とか見てましたw

今回は35周年記念とかで、過去のスーパー戦隊が力を貸してくれるという設定で、
昔のスーパー戦隊が出てきて、大人も楽しめるような内容でしたが、
無事に地球の平和を守って去っていきました。

で、昨年末のクリスマスプレゼントでは、息子はサンタさんに
ゴーカイジャーの変身キットをもらってましたし、
お菓子についてくるカードを一生懸命集めたりしてました。
近所のお友達とトレードとかもしていたようです。

それらの資産が大量にあるのですが、
来週からは新たに「ゴーバスターズ」というのが始まります。
せっかくたくさん集めたのにねぇ・・・(^^;
また新しいのが欲しいってせがむんだろうなぁ(^^;

自治会の役員決め2012年02月19日 23時59分56秒

昨年は役員決めの日に引っ越してきたので出られませんでしたが、
本日、自治会の2012年度役員決め会合に初出席。
うちの属する自治会内のグループは、現状で約50世帯くらいあります。
リーダーと各種役員を決めるのですが、
昨年やった人を除いたり、先に決めた各役員をやる人だったり、
近所の小学校のPTAをやってる人を除くと、15人程度しか残りませんでした。
この15人によるくじ引きでリーダーを決め、私は外れましたが、
このペースでは来年から何かしらの役に就くことになりそうですわ(笑)

まぁ、話を聞いている限りでは、知り合いが増えて楽しそうではありますが、
面倒である事に変わりありませんな(^^;

引っ越して1年たちましたが、まだまだ近所の人たちの顔を覚えられません。
  #嫁はだいぶ顔が広くなってきたようですが
今年はさらに知り合いを増やすべくがんばろう。
子供を連れて公園に遊びに行かなければ・・・。
ご近所付き合いは大事です。

ダイニングテーブル購入2012年02月18日 23時59分41秒

先々週買ったダイニングテーブルが昨日届きまして、
早速使いはじめました。
今まではLDスペースに大型家具はなく、
TVの前に布団のないコタツを置いていただけでしたが、
テーブルの登場でだいぶカッコがついてきました(笑)

イス4脚がついて99800円。三島の家具屋で買いましたが、
白色の壁と調和して、なかなか良い感じです。
リビング内にある電話台とポールハンガーとの調和を考え、
置き場所や机の方向には、少々試行錯誤が必要ですが。

すわりごこちの良いイスを選んだので、なかなか居心地がよい。
今まではTVの前で食事してましたが、
昨日今日と全食事をこちらのテーブルでとっております。
嫁も息子も居心地が良いようで何より。

おなかのふくらみが目立ってきた嫁は、
コタツのようにじかに座るより、イスの方が楽なようで、
だいぶ喜んでおります。
また、イスに座ったまま台所の嫁とお皿等の受け渡しができるようになり、
ようやく対面キッチンの良さが現れてきたかな?(笑)

LDK内、これで残す大型家具の予定はTV前のソファーのみ。
これをどうしようかなぁ・・・
コタツでいくかソファーを買うか、悩みどころです。

なわとび2012年02月13日 22時26分24秒

息子が幼稚園で縄跳びを始めたので、追加で家用の縄跳びを買ってやったら、
私の母親が「パパも一緒にやんなさい」ということで、私用のを買ってきたw
しかたがないので、昨日やってみた。
その影響で、本日はやっぱり両ふくらはぎが筋肉痛です(笑)

息子はまだ前に1回とぶのがやっとで、連続してとぶような事はできないが、
パパは昔取った杵柄があり、今でもそれなりにはできる。

縄跳びが盛んだった南庄内小学校では、誰が決めたのか、段位認定制度があった。
10級くいらいから始まって、最高位が三段の通称『指導員』でした。
6年生になると、大部分の生徒が指導員になれる程度の難易度でした。
しかし、みな10級から始めなきゃいけないので、最初はサクサククリアしていきます。
が、たいていみんな最初につまずくのが初段の『十種目』でした。

浜松市立南庄内小学校 なわとび初段認定『十種目』
①前方 サイドクロス
②前方 駆け足とび
③前方 あやとび
④前方 片足前振りあやとび
⑤前方 交差とび
⑥前方 二重とび
⑦前方 三足踏みとび
⑧後方 あやとび
⑨後方 交差とび
⑩後方 二重とび
これを各10回ずつ、休まず連続で10種目全てを成功させたら初段認定です。

この種目、スタミナが物を言います。
中盤で前二重とびをこなしたあと、一応休憩用に三足踏みとびがラインナップされて
ますが、最後の最後に後ろ二重とびってがあり、これが最後の難関でした。

指導員の種目は忘れましたが、4つくらいあったと思います。
そのうちのひとつが前三重とびを5回とか、そんな感じだったかなぁ。
二段であや二重とび10回とか、交差二重とび10回だったかな?
当時は一覧表の紙を持ってましたが・・・もう残ってないだろうなぁ・・・

二段や指導員の種目は忘れても、初段の十種目はカラダが覚えてますw
それだけ苦労したんでしょうねぇ・・・25年くらい前にw

てなわけで昨日、超~~~久々に十種目に挑戦。
嫁と息子が見守る中でチャレンジスタート!
最初と2度目のチャレンジでは、⑥前方二重とびで失敗。
3回目のチャレンジではここはクリアしたものの、
最後の⑩後方二重とびで失敗。しかも9回目!
あと2回だったのに・・・orz

ここまでやって、スタミナ切れw
チャレンジはあえなく失敗に終わりました。

しかし、思った以上にデキる事を実感。
運動不足解消のため、これから息子とがんばります。
・・・小学校の段位認定表、どっかに残ってないかなぁ・・・
ちょうど良いモチベーションなんだが。

海岸清掃2012年02月12日 23時59分45秒

自治会のイベントで、今日は朝から千本浜海岸の清掃。
海岸には防砂林の松林がありますが、その中の草刈とゴミ広いが主な活動。
1時間ほどでしたが、だいぶきれいになりました。

分譲地を買ったウチの新居は、草刈とかが必要なほど広さがありません(笑)
なので剪定ハサミをひとつもってるだけで、
大型の草刈道具は所持していないのですよ。

しかし今日の清掃は、当たり前ですがかなり広い場所。
大人数で実施するため、借りられる用具もそれほどなく、
基本的には各人で持ってくるのですが、
装備がある人は、草刈機だったりカマだったり大きなハサミだったりと、
それなりの道具を持参してました。
そんな中、私はこの小さなハサミ1本で参戦。
・・・結果、ほとんど戦力になれずorz

申し訳ないなぁとも思いながら、草刈というよりは、
松にからまったゴミの除去や、朽木の処理などをしてました。

しかしこれでは・・・とてもじゃないが戦力にならんなぁ・・・
次回からは何かしら考えよう・・・