カーリングの戦術2010年02月24日 22時46分36秒

私がカーリングを初めてTVで見たのは長野五輪でした。
今でも語り草となっている、男子の日本×米国のタイブレーク。
あの激闘を見てカーリングの面白さを知って以来、2002年ソルトレーク、2006年トリノときて、今回で4回目の五輪TV観戦です。
素人にしてはそれなりの試合数をTVで観戦してきたと思います。
で、今回のバンクーバー五輪を見て、なんだか戦術が変わっているなぁ、と思いました。

試合途中でリードしているチームが、大量失点のリスク回避のためにストーンをためたくない時には、昔なら、リードの第1投からスルーするシーンが多々あったように思うのですが、今大会はそのようなシーンをほとんどみかけませんでした。今日のスウェーデン戦の第10エンドで先行のスウェーデンがやりましたが、今大会(の日本戦)でそれ以外にありましたっけ?ちょっと思い出せませんが、頻度はかなり少なかったと思います。

完敗した昨日のスイス戦などでは、スイスは先行の時にはストーンをハウス内、それも中央付近に第1投から置いてきてました。ストーンはためたくないはずなのですが、このような戦略をとってきてました。

どちらが良いのかは私にはわかりませんが、カーリングの戦略も年々進歩しているのでしょう。または、流行というのもあるのかもしれません。

こういうのは、4年に1回のTV観戦では、トレンドについていくのはなかなか難しいですねぇ。五輪だけでなく、その他の大会も観戦しないと。

2002年のシムソンズの活躍から、2006&2010でのチーム青森の健闘で、カーリングも日本国内にそれなりに知れ渡ったでしょう。3月に世界選手権があるそうなので、スカパーでもいいから放送してくれないかなぁ。CMもはさみやすいだろうし、TV向けの競技だと思うのですがねぇ。