日本×ベネズエラ2010年02月02日 23時59分10秒

球春到来! とまでは言えませんが、
今週末開幕の東アジア選手権を見据えまして、
今シーズン最初の親善試合が本日、大分で開催されました。

仕事を切り上げ、急いで帰宅。子供とお風呂に入って、
TVの前で夕食をとりながら観戦しました。

試合の結果は、スコアレスドロー。
接触プレーで激しくぶつかりあう場面はあったものの、
両チーム共にゴール前のシーンに乏しく、
ゲームとしては面白いものではありませんでした。

しかし、守備の形はとっても良かったように思います。
相手のベネズエラは、若手中心の構成だったようですが、
強豪ひしめくW杯南米予選でも、最終節まで出場権を争った国です。
そんなに弱くありません。
そんなベネズエラを、ほぼ完璧に封じていたのではないでしょうか。
まぁ、W杯ベスト4を目指そうっていうチームであれば、
そんなの当たり前なのかもしれませんが・・・

遅攻になったとき、面白いポジションチェンジがありました。
DFラインでボールを回していますと、
まず、稲本が下がってきて、CBの間に割って入る。
すると、中澤と闘莉王がサイドへ開いていき、
それにともなって、両SBが前線にあがっていく。
すると、遠藤も下がってきて、DFラインに加わるため、
パッと見、稲本と遠藤がCBで、
闘莉王が左SB、中澤が右SBのような感じになっていた。

流動的なポジションチェンジのようにも見えますが、
選手のよどみない動きからいって、練習通りのようにも見えました。
両サイドバックがいっぺんにあがるため、
相手の混乱を誘うと共に、一気に攻撃に出られるような形でもあります。
さながら、香車の下に飛車を構えたスズメ刺しのような感じでしょうか(笑)

後半の10分あたりでしたか、1度、中澤が右サイドを上がっていって、
クロスを上げたシーンがありましたよね。
あれは、上記のような形から生まれた「SB・中澤」ではないでしょうか。

このような形は、やってるクラブはやってるのかもしれませんが、
あまり見ないように感じます。
そーゆー守備的MFがいないとなかなかやりませんよねぇ。
戸田がいた頃の清水は、ちょっとやったりしてたかな?
伊東や本田はこーゆーことはやりませんけど。

なんにしても、まだシーズン前ですからね。
3月のJリーグ開幕へ向けて、また、6月のW杯本大会に向けて、
徐々にコンディションを上げていってください。
くれぐれも、怪我の無いように。

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