小野伸二、地元へ凱旋。2010年01月09日 23時06分00秒

かねてから報道されておりました、小野の獲得が決まったようで、
クラブから正式発表がありました。
 http://www.s-pulse.co.jp/news/20100109-2078.html
今年で31歳になる小野、はたして、清水でどの程度できるのでしょうか?


日本中がフランスW杯予選に熱中していた1997年度の選手権予選は、
 ・小野伸二主将の清水市立商業
 ・高原直泰主将の清水東
 ・南雄太主将の静岡学園
がベスト4に残りました。
が、それらに競り勝って静岡代表になったのは、青嶋晶主将の藤枝東でした。
 ※全国大会は準決勝で帝京に敗退

 この、県ベスト4に残りながら県代表になれなかった主将3人、国体静岡選抜の主力どころか、ユース代表でも主力であった小野、高原、南の3人を、私は勝手に「新・三羽烏」と呼んで、長谷川、大榎、堀池の元祖・三羽烏と同じように、3人揃って清水エスパルスに入ってくれる事を祈っておりましたが、結局、ひとりも入ってくれませんでした orz

 しかしながらこのたび、小野伸二が、こうしてキャリアの最後を飾るべく? 地元のクラブに戻ってきてくれました。各種報道によれば、清水に戻るために金銭面でも譲歩してくれたそうで。
 ユース世代までを静岡で過ごし、その後、世界各国のクラブを渡り歩き、日本代表の常連という地位や、UEFA杯優勝などの実績を積んで、最後に地元のクラブに戻ってきてくれた事は、静岡の高校サッカーファンとして、とてもうれしく思います。
 しかしながら、静岡産でありながら静岡でプレーしていない有名選手は、まだまだたくさんいます。キャリアの最後でもよいので、一人でも多くの選手が地元に戻ってきてくれるとうれしいのですが。

 残るは南と高原か・・・。

 今年の清水GK陣は、元々平均年齢が低い上に碓井を獲得したため、今後、南雄太を獲得する可能性はかなり薄まってしまった事でしょう。高原はまだ可能性がありますが、「新・三羽烏」が揃ってオレンジのユニフォームに袖を通す事は、もうないのかもしれません。私が大学時代に夢見た布陣は、ゲームの中だけで終わってしまいそうです。
 こうなったら、引退後の指導者としてでもかまいません。小野、高原、南の3人で、もう1度、静岡のサッカー界を盛り上げてくれる存在になってほしいです。

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