ジェフ千葉、J2降格に寄せて。2009年11月09日 23時06分01秒

いやぁ、千葉でも2部に落ちる事があるんですねぇ(^^;
びっくりw
たとえどんなに困難な状況に陥ったとしても、これまでの経験上、
千葉だけは2部に落ちる事はないと信じて疑わなかったのに。


浜松で生まれ育った私にとって、縁もゆかりもない千葉、
それこそ高校サッカー界ではライバルで憎い存在である千葉県の、
ジェフユナイテッド市原・千葉というクラブを好きになったのは、
前身の古河電工というチームが好きだったからです。

というのも、生まれて初めて名前を覚えた日本人のサッカー選手が、永井良和選手。
その永井が所属していたクラブが古河だったため、古河を応援していました。

とはいえ、実際にスタジアムへ足を運んでJSLの試合を見た事はありません。
小学校、中学校時代は、サッカーをプレーする事は好きでしたが、
サッカー観戦は遠い存在でした。

私は1975年生まれですが、86年のリーグ優勝の記憶は全くありません。
87年のアジアクラブ選手権制覇の時の記憶くらいから、かすかにあるかな~ってな程度。
07年の浦和のACL制覇時「日本勢として初めてアジアの頂点に立った!」
ってな文章を読むたびに、激しく違和感を覚えたのは、
小学校時代のかすかな記憶がまだ残っていたからなんだろうかw

永井のバリバリの現役時代は知りませんが、
87年にドイツから奥寺を戻した古河がアジアを制覇した時に、
テレビでちょこっとだけ報道されたり、
友達の家で、友達のお兄ちゃんが見ていたサッカー雑誌を見せてもらったりした事が、
ちょっと記憶に残っております。
元日本代表の中心選手ですから、引退間近とはいえ、有名選手です。
報道も、少ないながらもあっただろうし、
極たまにやってた試合中継でも実況の人が、中心的に扱ってくれたのでしょう。

そーゆーのを見て、好きになったんでしょうねぇ。

ですから、1992年に日本サッカー界がプロ化されてからも、
ジェフ市原を応援するのは自然な流れでした。
静岡県に本拠を置く清水エスパルスも同時に応援してましたが、
どっちかというと、最初はジェフの方を応援してましたかね。

エスパルスは清水であり、浜松ではありませんからね。

大学も、当初はジェフの試合が見たいがために、千葉大学を目指しておりましたが、
センター試験でそこまでの点数が取れず、断念(><)
結局、電通大に入学し、東京で一人暮らしをはじめ、
たまーに、市原臨海まで見に行くようになりました。

学生時代は、観戦仲間と共によく見に行きまして、年間シートも購入してました。
ジェフのチケットは学割ってのがありまして、結構お得だったのですよ。
…スタジアムはちょっとアレでナニでしたけどw

就職し、沼津に来てからも、しばらくは年間シートを寄付的な意味をこめて買ってましたが、
物理的に遠いこともあって、徐々に観戦数も減っていきました。
ナビスコ杯優勝の瞬間には、2度とも立ち会う事ができましたが、
リーグ戦の観戦数は東京に住んでいた学生時代に比べると激減しましたねぇ。
で、2007年に結婚してからは、年間シートの購入もやめ、
ここ2年間は、1度もホームゲームを観戦しておりません。

嫁さんはサッカーに理解があるのですが、理解がありすぎると、
「私が子育てで観戦を我慢してるのに何であなただけ見に行くの?」
となってしまうのですよね(笑)
とりあえず、私が知っているフクアリは、まだ荒野の中にそびえたっている建造物で、
まわりに商業施設や練習場がある現在の環境は想像がつきません。

しかし、見に行かなくなったからと言って、クラブへの愛着が衰えたわけではありません。
今後も、極めて微力ながら、応援は続けるでしょう。
クラブが存続する限り。


ジェフの残留争いは、今に始まったことではなく、
「J2降格」が始まった1998年から、頻繁に関わってきた問題です。
特に1999年には、2試合を残して降格圏の15位にいたジェフは、
残留圏内の14位・福岡と、勝ち点差6、得失点差10もの大差をつけられてましたが、
2ndステージ14節、アウェーで福岡との直接対決を5-0で勝利し、
10もあった得失点差を1夜にして解消すると、
最終節もアウェーでG大阪に1-0と勝利し、奇跡的な大逆転でのJ1残留を果たしました。

2001年から2006年までは、崔龍洙の加入と、
ベルデニック~ベングロシュ~オシムと続いた有能監督の下で、
1993年以来と言っても良いリーグ優勝争いを演じ、
ナビスコ杯2年連続制覇なども達成しました。
ん~が、2007年から成績はまたも下降線をたどり、
2008年には再び「奇跡的な大逆転」のおかげで、J1残留を果たしました。

JSL創設からの44年間、何度となく迎えた2部降格の危機を乗り越えて、
ジェフはここまでやってきました。
ここまでくると、ジェフというクラブには、降格を阻止する何かに
とりつかれているのではないかとさえ思えてくるのですが、
その神通力も今年、ついに底をついてしまったようです。

記録マニアの私としては、こういう記録はできるだけ大切にして、
可能な限り長期間続けて行ってほしいのですが、無念です。
「生涯J1」、続けたかったなぁ・・・。


さて、15位以上に上がれない事が決まったジェフですが、
リーグ戦はまだ3試合残っております。
ジェフは未だかつて、リーグ戦で最下位となった事はありません。
98年のセカンドで最下位になっただけ(年間では18クラブ中16位)
気が付けば、大分がすぐ下まで迫ってきております。

15位以上にはあがれませんが、まだホームゲームも2試合残っております。
最後の気合と、来期への希望を、ジェフに関わる全ての人々に見せてほしいですね。

とりあえず、クラブへの忠誠の証としまして、
次のホームゲームである、22日のFC東京戦は見に行きます。
・・・単に調布祭の研究室OB会出席での上京と重なって都合が良いだけなんですがw

何にしても、クラブはこれからも続きます。
たかだか1回の降格で、世界が終わったかのような思考はとっぱらって、
来年に備えたチーム作りを始めて下さい。

手始めに、FC東京戦での良い試合を期待します。

来季のJ2はどうなる?2009年11月10日 22時41分22秒

さてさて。来季、ジェフ千葉が足を踏み入れる「Jリーグ ディビジョン2」というのは、
いったいどんなところなのでしょうか。
よく、「J2は厳しい」と言われますが、いったいどのくらい厳しいのでしょうか?
いろいろと調べてみましょう。


■過去の成績は?
とりあえず、過去のJ2の順位表を並べてみまして、
降格クラブがどのような成績を収めてきたのか調べてみました。
色付きは全て降格1年目のクラブで、赤が1年での再昇格成功、水色は失敗です。


    20002001200220032004200620072008
    1札幌京都大分新潟川崎横浜C札幌広島1
    2浦和仙台C大阪広島大宮東京V山形2
    3大分山形新潟川崎福岡神戸京都仙台3
    4大宮新潟川崎福岡山形鳥栖仙台C大阪4
    5仙台大宮湘南甲府京都仙台C大阪湘南5
    6鳥栖大分大宮大宮仙台札幌湘南鳥栖6
    7新潟川崎甲府水戸甲府東京V福岡甲府7
    8湘南湘南福岡山形横浜C山形鳥栖福岡8
    9水戸横浜鳥栖札幌水戸愛媛山形草津9
    10山形鳥栖水戸湘南湘南水戸愛媛横浜C10
    11甲府水戸山形横浜C鳥栖湘南草津水戸11
    12
    甲府横浜C鳥栖札幌草津水戸熊本12
    13




    徳島徳島岐阜13
    14






    愛媛14
    15






    徳島15

昨年までの8年間で、のべ19クラブが「1年でのJ1昇格」に挑みましたが、
昇格を果たしたのは8クラブ。1年でのJ1昇格率は、42% です。
約半分のクラブが、昇格争いに絡み、そのほとんどが実際に昇格し、
残り半分のクラブは、中位に甘んじているようです。
J2は甘くないと言われてますが、そこまでひどくはないという印象ですね。
8年で8クラブ。毎年1クラブは1年で昇格している計算です。
しかし、J2優勝しての昇格は、01年の京都と昨年の広島の2例のみ。
1年で昇格できたとしても、最後までもつれる事が多そうです。


■地理的な条件は?
来期のJ2は、このまま鳥取と北九州が順調に昇格し、
J1とJ2が本日現在の順位表で決着した場合、(柏降格、湘南昇格と仮定)
その地域分布は、地図に示すと下記の通りになります。緑がJ1、赤がJ2です。


点の位置はおおよそです。細かい事は気にせずに・・・

見てわかる遠り、西の方はJ2ばかりです。
中国、四国、九州では、J1が広島のみなのに対して、J2は9クラブ。
千葉にとって、この移動距離は結構大変ですねぇ・・・。

J2は今年の変則3回戦制から、総当り2回戦制に変わりますので、
JFLから2クラブ昇格の場合、試合数は J1=34、J2=38、となります。
今年のJ2=51に比べると、かなり余裕が生まれますが、
それでも移動距離が増大する事は事実。
移動に関してそんなにお金をかけられない場合は、
選手にできるだけ負担のかからぬよう、知恵を絞らねばならないでしょう。


■ナビスコ杯は?
J2になると、ナビスコカップに出られません。
残念ながら不参加となり、V川崎と鹿島に並ぶナビスコ杯3回目の優勝への挑戦は、
次年度以降に持ち越しです。

しかし、来季のJ2リーグ戦の試合数は今年に比べて13試合少なくなる予定で、
J1と比べても4試合多いだけとなります。
さらに、J1は休むW杯期間中も、J2はリーグ戦を開催するのならば、
J1よりも多い分の4試合をW杯期間中に消化できますので、
ナビスコ杯にJ2を呼んでくれてもいーんじゃないの? って思いますがねぇ。
J1勢がナビスコやってる間、J2勢は何してればいいんだろうか・・・。

ま、J1×14+J2×20=34クラブで予選をやるとなると、
4で割り切れない数ですし、なかなかレギュレーションが難しいのですがね。


■で、結局?
過去の例にならえば、千葉は悪くても中位以上に入れるでしょう。
そこから、J1昇格を争い、実際に昇格を勝ち取るためには、
J2のスタイルを見極め、対応策をひねり出し、それを実行せねばなりません。

公式戦では初対戦となるクラブも多いですし、スカウティング資料もあまりないでしょう。
まずは、「J2を知る」。全てはそこからでしょうか。

朝っぱらから緊張感いっぱいのプレーオフ2009年11月19日 07時39分17秒

第1戦 アイルランド 0-1 フランス
第2戦 フランス 0-1 アイルランド
延 長 フランス 1-0 アイルランド

アウェー戦勝利で向かえた今日のホームでしたが、
ここで負けるのがフランスクォリティなのかw

2試合合計1-1で迎えた延長前半13分、
アンリの"左手"での折り返しに、ギャラスがつめて、決勝点。
ま、審判がハンドと言わなければハンドではないのですw

危ない橋を渡りまして、決勝ゴールが今後の混乱を呼びそうですがw
まぁ、今日は気分良く仕事に行くことにしますか。

高校サッカーネタ2009年11月20日 23時32分46秒

さてさて、高校選手権は静岡大会のベスト8まできております。
高校サッカーネタは、mixiのコミュニティ
 http://mixi.jp/view_community.pl?id=223790
でばかりやっていて、こっちに全く書けてないのですが(^^;
たまにはこっちにも書きましょう。

明日は準々決勝です。
だから、なんでJリーグ開催日にぶつけるかなぁ・・・
集客を考えてずらしてほしいものですな。
まぁ、今年に限って言えば、明日は晴天ですが日曜日は雨模様で、
土曜開催の方がマシなのですがw


【ここまで総括】
特別、第一に次ぐ第二シード、つまり県内9~12番目という評価で、
1次トーナメントから登場した浜松湖東。
1次トーナメント表、一番左の一番上のシードにされたため、
とってもランクが高いような感じでしたがw
第二シード(9~12番目の評価)という事で、
例年とたいして変化はありません。

順調に1次トーナメントを突破、
2次リーグでは2節を終わって1勝1分で首位に立つも、
最終節で藤枝東に0-3で敗れ、3位に後退し、ここで脱落。
決勝トーナメント進出はなりませんでした。

今年は静岡県ユースリーグAで上位争いをするなど、
調子が良さそうだったので期待していたのですが、
残念な結果に終わりました。


【今後の展望】
先週末から、決勝トーナメントが始まりましたが、
その初戦で、2連覇中の藤枝東と、浜名、清水東の全国優勝経験校が
姿を消しました。飛龍と暁秀の東部2校が進出する一方、
西部は袋井のみで、浜松市の高校はゼロ。
さびしいですねぇ・・・

準々決勝からは、特別シードの4校が登場します。
選手権の初試合がいきなり準々決勝ですが、
2次リーグから調子を上げてきている学校を相手に、
公式戦を離れているシード校、試合感などはどうなのでしょうか。


私は草薙会場へ観戦にでかける予定です。
結果はK示板で速報するつもりです。
 http://511.teacup.com/ishizuka/bbs
ケータイの電池がもてば(笑)

千葉×FC東京@J1第32節2009年11月22日 23時59分08秒

大学の学園祭でのOB会出席のために上京。そのついでに観戦にやってきました。
久々のフクアリです。約2年ぶりか?
スタジアム周辺も、私の知っている景色とは全く違いまして、
商業施設があり、クラブハウスがあり。
町並みの中にスタジアムが溶け込み、イー感じに発展しそうですね。
すばらしい事だ。
・・・後はクラブが強ければ言うこと無しですが(^^;

千葉の方は442で、
GK:岡本昌弘、DFは左から、アレックス-福元洋平-斎藤大輔-坂本將貴
ボランチに工藤浩平と中後雅喜、左翼に谷澤達也、右翼に米倉恒貴
2トップに新居辰基と巻誠一郎。
ベンチ
櫛野亮、ボスナー、青木良太、下村東美、太田圭輔、ネットバイアーノ、深井正樹

FC東京の方も442で、
GK:権田修一、DFは左から、徳永悠平-今野泰幸-ブルーノ・クアドロス-椋原健太
ボランチに羽生直剛と米本拓司、左翼に鈴木達也、右翼に中村北斗
2トップに赤嶺真吾と平山相太。
ベンチ
塩田仁史、佐原秀樹、平松大志、浅利悟、藤山竜仁、大竹洋平、近藤祐介

東京は、梶山陽平が出場停止で、長友佑都が負傷欠場らしい。


前節で降格が決まった千葉、その後初のホームゲーム。ゴール裏には
『ここにいるサポーターは千葉の勝利をみに来てる。残り試合、結果でみせろ』
との横断幕が掲げられました。
チケットは完売。13時なのに気温9.2度で小雨が降り続く悪コンディションの中、
14247人ものサポーターがかけつけました。
これに奮起したかどうかはわかりませんが、立ち上がりから元気な千葉。
パスはつながるわミドルレンジから積極的にシュートを狙うわで、かなり強気だ。

前半22分、巻が負傷で倒れ、そのままネットバイアーノと交代。
良い展開が続いていただけに、流れがかわってしまわないかと心配だったが、杞憂だった。

ホームチームが若干優勢で向かえた前半25分、
千葉は中央でネットバイアーノが粘ってつないだボールが
左サイドを上がってきたアレックスにわたる。
ノーマークで慎重に入れたクロスに新井が飛び込んでヘディングで先制ゴール。
中央で粘ったネットバイアーノ、フォローによく走ったアレックス、
ゴール前で体をいっぱいに伸ばして頭に当てた新井と、
みんなががんばって奪った先制点でした。

しかし、先制点の興奮もさめやらぬ前半30分、
千葉は右サイドを崩され、ダイレクトパスを3本つながれてDFの裏を取られると、
最後は赤嶺に決められて即座に同点に追いつかれる。
極めて狭いエリアで3本ものダイレクトパスをつないだFC東京、
千葉DF陣は完全に崩されての失点でした。

しかし、前半の千葉が許した決定機はこの程度。
何本かシュートを打たれはしたが、決定的な場面にはつなげさせていない。
FC東京は、両翼の鈴木と中村が頻繁にポジションチェンジをしていて、
なんとか崩そうとしていたが、千葉DF陣も冷静に対応していたようだ。

逆に千葉の方は、前半終了間際には坂本がゴール前で超決定機を向かえるも、
ポストをかすめて左に外れたシュートなど、何度か決定機を迎えたが、
結局、1-1で折り返した。

交代なしで後半開始。
そして後半開始直後、千葉は右から坂本がアーリークロスを入れると、
ゴール正面で走りこんだネットバイアーノがドンピシャのヘディングシュートを決め、
再びリードを奪う。

再びリードした千葉は、ここから攻勢にでる。
ペースを上げて厳しいチェックにいき、
高い位置で奪っては攻撃をしかけ、
さらにはこぼれ玉も拾えるようになった事から、
千葉の攻撃時間が極端に長くなった。

東京ゴール裏からは「カモン!東京!」とのコールが何度か上がったが、
この時間帯のFC東京は完全に守勢に回ってしまっていた。

そんな後半18分、千葉の攻勢が続く中でイライラしてしまったか、
平山がひじうちを食らわし、2枚目のイエローで退場。
後半8分に赤嶺を下げて近藤を入れていたFC東京は、
これで近藤の1トップとなった。

前線で孤軍奮闘気味にがんばった近藤だが、
元気のない上に一人少なくなってしまったFC東京、
サポートが少なく、近藤が孤立しているようで、
斉藤と福本が完全に押さえ込んでいた。

FC東京は、24分に中村→平松、32分に羽生→大竹と、
若くてフレッシュな選手を前線に投入して打開しようと試みるも、
千葉も冷静に対応し、崩れはしない。

逆に32分に谷澤に代えて深井を左翼に投入し、3点目を狙いにいった。
しかし、リーグ戦14試合勝利の無い千葉は、時間の経過とともに
どーも落ち着かなくなる。
当たり前の話だが、どーしても勝ちたいようで、
積極性が薄れ、前線へのサポートが少なくなり、徐々に守勢に回る。

終了間際にはFC東京が、ゴール前での混戦から、
最後は近藤が超決定的な場面を迎えるも、ゴールならず。
1点差で、なんとか千葉が逃げ切ったゲームでした。

後半の途中までは、ナビスコ王者を相手にすばらしいゲームを展開していた千葉。
しかし最後はちょっと弱気になったか、あたふたしてしまいました。
人数が1人多く、さらには主審の千葉よりの判定にも助けられていたはずだが、
それでも互角の勝負でした。
もうちょっとスマートに逃げ切れるといーのですが。

しかしながら、これでリーグ戦連続未勝利は14でストップ。
今季途中から就任した江尻監督にとってもリーグ戦初勝利。
降格は決まってしまいましたが、リーグ戦は残り2試合あります。
来季に向けて、最後くらいは良い感じで終わりたいものです。

初戦は徳島商業2009年11月24日 23時51分53秒

組み合わせ抽選がありまして、初戦の相手は徳島県代表・県立徳島商業高等学校に決まりました。
 http://www.ntv.co.jp/soc/outline/tournament.html

昨年は2回戦からの登場でしたが、今年は1回戦から出番です。
相手の徳島商業は、高校選手権では出場38回を誇る常連で、
今年はプリンス四国で2位、夏の総体では初戦で東福岡を下した強豪です。

今年は久々に千葉県ブロックに組み込まれましたが、3回戦までは東京会場です。
近年の相性最悪な三ツ沢は、今年は会場に選ばれていませんので大丈夫です(笑)

さて、静岡代表の組み込まれましたブロックには以下の12校が入りました。
この中を勝ち抜けばベスト4です。ライバルたちの今年の各種大会の成績は・・・

________高校総体__高円宮杯__プリンスリーグ_______
鹿    島(茨城)  ----   ----   関東、2部11位(全10チーム)
関西大一(大阪)  ----   ----   ----
旭川実業(北海)  初戦敗退   ----   北海道、5位(全10チーム)
南 風 原 (沖縄)  ----   ----   ----
千葉代表(千葉)  ????   ????   ????
中津工/東(大分) ベスト.8    ----   ----
北    越(新潟)  ----   ----   北信越、4位(全12チーム)
国    見(長崎)  ベスト.32    ----   九州、2部1位(全12チーム)
静岡代表(静岡)  ????   ????   ????
徳島商業(徳島)  ベスト.32    ----   四国、2位(全10チーム)
岐阜工業(岐阜)  ベスト.16    ----   東海、2部3位(全8チーム)
福岡代表(福岡)  ????   ????   ????
---------------------------------------------------------------

流経大柏(千葉)  初戦敗退    D組4位.   関東、1部6位(全12チーム)
習 志 野 (千葉)  初戦敗退   ----   ----
市立船橋(千葉)  ----   ----   関東、2部3位(全12チーム)
八 千 代 (千葉)  ----   ----   関東、2部1位(全12チーム)
東 福 岡 (福岡)  初戦敗退    D組3位.   九州、1部優勝(全12チーム)
東海大五(福岡)  ----   ----   九州、1部4位(全12チーム)
清水商業(静岡)  ベスト.32    ----   東海、1部5位(全10チーム)
静岡学園(静岡)  ----    F組4位    東海、1部2位(全10チーム)
藤枝明誠(静岡)  ----    ベスト 8.    東海、1部3位(全10チーム)
常 葉 橘 (静岡)  ----   ----   東海、1部8位(全10チーム)

千葉がベスト4、福岡が決勝前と、この2県が代表校未決定です。
勝ち残っている学校を全て点線以下に挙げました。

千葉と福岡が決まらないと何とも言えませんが、
夏の成績が一番良かったのが、中津工・中津東の8強です。
静岡の近所では、高円宮杯で好成績を挙げた学校は無く、
昨年同様今年も、本年度に限れば全国での経験・実績が浅い所が多いようです。

昨年冬から、国体も含めた全国大会では初戦敗退を繰り返している千葉勢や、
3年ぶりの出場となる国見が、今年はどんな感じなのかが気になりますが…。

実力的に本命は、3回戦で当たる可能性がある東福岡でしょうか。
プリンスリーグ九州で優勝した実績は目立ちますよね。

昨年は藤枝東が出て行って、3回戦敗退でした。
今年は、県民の正月をどこまで長引かせることができるか。
期待しましょう。

ロシアンルーレット2009年11月27日 00時35分10秒

J1リーグ戦も残り2節。今年もリーグ優勝の決まる季節がやってまいりました。
※2007年の検討はこちら、 2008年の検討はこちら

優勝と関係ないクラブも、自分との試合で優勝が決まるのはイヤなものでしょう。
「目前での胴上げ阻止!」ということで燃えてくるでしょうが、
ことしはどこのクラブが当たってしまうのでしょうか。

歴代J1での「リーグ優勝決定試合」をは以下の通りです。
下記がその一覧です。同一年度で2つあるのはステージ制だったためで、
左が1st、右が2ndです。

【歴代J1リーグ優勝決定試合】
1993
浦 和
0-2
鹿 島
/駒場 V川崎4-0
浦 和
/国立
1994
磐 田
1-2
広 島
/磐田V川崎2-1
浦 和
/国立
1995
横浜M
1-0
鹿 島
/三ツ沢V川崎2-0
/等々力
1996V川崎5-0
鹿 島
/等々力
1997C大阪0-1
鹿 島
/長居
市 原
0-5
磐 田
/市原
1998
磐 田
3-1
平 塚
/磐田
鹿 島
4-1
神 戸
/カシマ
1999
磐 田
1-0
福 岡
/磐田横浜M1-2
清 水
/横国
2000
市 原
0-2横浜M/国立
鹿 島
0-0
/国立
2001
横 浜
1-2
磐 田
/横国
鹿 島
4-0
東京V
/カシマ
2002
2-3
磐 田
/柏の葉
磐 田
1-0
東京V
/磐田
2003
横浜M
3-0
神 戸
/横国横浜M2-1
磐 田
/横国
2004
横浜M
1-0
鹿 島
/横国
浦 和
1-2名古屋/駒場
2005川崎F2-4G大阪/等々力 
2006
浦 和
3-2G大阪/埼玉
2007
鹿 島
3-0
清 水
/カシマ
2008
札 幌
0-1
鹿 島
/札幌ド

 ○=勝って優勝 ●=負けて表彰式見学
 △=分けて優勝 ▲=分けて表彰式見学
 ☆=負けて優勝 ★=勝って表彰式見学

【決められた回数:クラブランク】
 3回=浦和、柏、V川崎(東京V)
 2回=鹿島、市原、横浜、磐田、神戸
 1回=川崎F、平塚、名古屋、G大阪、C大阪、福岡、清水、札幌

【決まった回数:会場ランク】
 5回=横国
 4回=国立、磐田
 3回=等々力、カシマ
 2回=駒場
 1回=三ツ沢、柏の葉、長居、市原、埼玉、札幌ド

【ホーム/アウェー別】
 ホーム 16回 / アウェー 11回


今年の候補は下記の表の通りで、
優勝の可能性が残るのは、3位のG大阪までです。
川崎、G大阪の33節での優勝決定の可能性はありませんので、以下の様になります。


    33節
    34節
    鹿 島
    vs
    G大阪
    @カシマ
    浦和
    @埼玉
    川 崎
    vs
    @柏
    G大阪
    vs
    千葉@万博

目前胴上げの可能性があるのは、G大阪、浦和、柏、千葉の4クラブ。
過去の経験は、浦和と柏が3回ずつ、千葉が2回、G大阪が1回です。
最終節で上位2クラブと当たる柏と浦和、
今回経験してしまうと、4回で単独トップに立ってしまいますので、
それは避けたいところでしょう。

会場では、決まる可能性のあるのは、カシマ、埼玉、柏、万博。
過去の経験は、カシマが3回、埼玉が1回、万博と柏の場合は優勝セレモニー初開催となります。

さてさて、33節は優勝カップと共にカシマに行くであろうチェアマンですが、
今年も最終節までもつれた場合は、可能性のある会場へ、
鬼武チェアマン以下、代表者がレプリカカップと共にカップ授与者として派遣されるでしょう。
チェアマンはカップを渡せるのか?今年も大逆転はあるのか?
期待して待ちましょう。